記憶を早く引き出す重要性と強化するために行ったこと 脳力強化

話しかけられた際や会議中などで、如何に記憶を早く引き出すかを強化すべき事項として重要と感じた若手時代。

それをどう強化していくかを悩み、自分にあった方法で楽しく強化するために考え行い成果があったと感じる方法を記載します。

 

何をしたかをまず記載します。

物理的な脳力強化と意識改革を実施しました。

 

今回は、脳力強化について記載します。

・シチュエーション毎にジャンルの違う本を同時に読み進める

脳内で同時に複数の物事を理解・把握し続ける目的で実施していました。

なぜ、その考えに至ったか、どう変わったかを記載していきます。

 

 

意識改革についてはこちらの記事になります。

 

重要性の認識まで

まだまだ20代前半の若手だったころ、出会った優秀と評価されていた方々をみて自分との違いを考えました。

経験だったり知識力だったりは、もちろん差はありましたが、その中で自分も気を付けることができ、強化しやすいと判断したのは次の事項でした。

 

いつ何時話しかけられても、会議中であっても、作業中に話しかけれても、すぐに過去のことやその質問に関する事象を思い出し、すぐに質問への回答やアドバイス、そして意見に転じることができるのです。

 

普通の人は思い出して考えて転じるまでに、時間がかかったり忘れきったりしています。

一番の差は思い出す早さと記録力でした。

そこができるかできないでは、信頼関係やチーム内での重要性が格段に増す部分であり、大きく差が開くため、強化すべきポイントと判断しました。

 

 

脳力強化をどうするか『シチュエーション毎にジャンルの違う本を同時に読み進める』

記憶の保持と引き出し力を強化するのは、どうするべきかと悩んだ結果あることを閃き、試すことにしました。

 

隙あれば本を読んで知識を蓄えようとしていたため、本を読むという習慣はすでに身についていましたので、それを活用しようと思いました。

それまでは、次のように大きく4ジャンルの本を順番で読み進め、終わったら次のジャンル。終わったら次のジャンルという風に読んでいました。

 

・森博嗣のミステリー小説

・その他作家のほのぼのする系の小説

・技術に関連する書籍

・技術以外の会計や経済学などの書籍

 

読むのが早くなかったので、のんび~~~り一冊ずつ読んではいましたが、これを同時期に読み進めることにしました。

こんな感じです。

 

・出勤の電車では、『森博嗣のミステリー小説』

・帰りの電車では、『技術に関連する書籍』

・ベットに寝たら、『技術以外の会計や経済学などの書籍』

・風呂やトイレは、『その他作家のほのぼのする系の小説』

 

別のシチュエーションで読む本を変えてみました。

シチュエーションと本のジャンルをリンクさせ、それをまずは苦にならなくする事から意識しました。

 

 

最初は、混乱してほとんど頭に入ってこないことがありましたが、慣れてくると、混乱することなくすぐに前回までを思い出し、すんなり読み続けるようになりました。

同時に読むことで、読み始めに前回までを思い出す作業が発生し、並行に読み続けることで、別のジャンルのことも同時に記憶できるようになりました。

 

慣れてきたら次は、読むシチュエーションとジャンルをぐちゃぐちゃにしてさらに読み続けました。

 

その結果、明確に記憶の保持と引き出しが変わったので、個人的には成果が出たと認識できましたが、これが他の人でも成果が出るかはわかりません。

本気で脳力を強化しようとした目的をもって何かを取り組めば、なんでも強化できるもんだな~と認識できた方法でした。

 

 

継続するための習慣化

今回は、私が行って成果が出たと認識できた方法を記載しましたが、一番大事なのは、変わるという強い気持ちとそれを遂行し続ける継続力だと思います。

 

継続し続けるためには、まず無理のない習慣(1冊だけ読み続けるとか)を作る方が理にかなっていると考えます。

いきなり習慣化させ、真似しようとしても、習慣が違うのでうまくいかない可能性が大いに考えられます。

 

しかし、スタートとして変わるという強い気持ちはやはり大事なので、方法が思いつかない場合は、真似をしてみて知見を広めるのも重要だと思います。

 

おまけ

以前、この話をその時の部下にした際に「やってみます」と本を買い、本を読み続けるという初期ですぐに挫折していました。

幾度となく自分に合った方法でやらないと続かないよ~と言っていたのですが、とりあえず真似してみたようです。

 

即行動したのは素晴らしいことですね。

やってみることで何か気づきや変化があるものです。

 

 

 

 

 


読んで頂き、ありがとうございます。
この記事が誰かにとって、一つの参考となれば幸いです。
私自身、これからも好奇心・感謝・努力を忘れずに精進していきます。

 

 

 

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