フリーランスになり、青色申告で確定申告をはじめて行いました。
無事に2020年の2月早々にe-taxで確定申告を提出できました。
そこで色々と調べながら試行錯誤し実施したことを、来年以降の自分のためにも考察したことを残すためいくつか、記事を書くことにしました。
そこでまずは失敗したことを記載します。
仕訳と残高試算表をベースに思考した結果、違和感を感じ修正するまでの道のりとなります。
初めてやる人の参考になれば幸いです!
私はプロではないので、間違っている可能性はあります!
そして、会計を全く知らない方は一度プロにご相談した方がよいかと思います!
口座やクレジットカードは事業用のみ!
独立してすぐから、Freeeの有料会員になって入力してきたので、Freeeを使用しています。
Freeeでは口座やクレジットカードを複数登録することができます。
そして登録した情報は同期によって、自動でFreeeに取り込まれます。
これがすごく楽で、取り込まれれば簡単に以下のように表示され、ボタン一つでちょちょいと仕訳作成ができるんです。
ということで、Freeeすごく楽じゃん!
もう全部同期できるよう登録しちゃえば超楽じゃない?いらないの後で消せばいいだろ?!
と深く考えず当時の無知な私は、事業用と個人用を両方登録したわけですね。
これが一番の問題!
順調に片っ端から仕訳登録してたんですが、完全にプライベートの仕訳は登録しなくていいやと思い、事業用に必要そうなのを何となく仕訳登録していったんです。
あるときにふと、最終的な残高試算表を想像したら違和感を感じて整合性を真面目に考えようと思ったんです。
そして、
ん・・・あれ?金がおかしい
となったわけです。
口座すべて登録すると辻褄合わせが地獄
サンプル金額とサンプル仕訳をもとに説明します。
残高が正しくないというのが伝わればよいです。
本来はプライベート含むのでもっとありますが、サンプルで分かりやすく作りました。
サンプル仕訳を全部やればこんな感じになります。
全部事業用ってことになりますが、うまく省けないものかと考えていました。
『事業用に必要なもの』だけをやろうとした場合に、辻褄合わせようと、あ~だこ~だ考えようとしましたが非常に面倒だと気付きました。
一回、仕訳考えて全て洗い出して必要な分精査して・・・
経費で使った分だけ金額まとめて修正してとかしないと、とても割に合いません。
全部、登録するか口座同期をやめるかです。
個人クレカは100件とかKindleで書籍買っていたので、必要な分だけ全部算出して、その額で該当する部分だけ。仕訳直すとしたら、なんかもう意味が分からなくなりそう。
仮に必要な分を計算しつくして仕訳を考え直したとして、こうなります。
ぎりぎり辻褄があうように考えたんですが、残高試算表を見てもらえばわかるように普通預金科目の残高がすごいことになります。
これを最終的に全部の仕訳登録したさいの残高と同じにするには、最後に金額調整する仕訳が必要になると考えました。
そうしないと、普通預金がいっぱい!
なんだそれ・・・
あとで見返しても意味がわからなくなりそうだし、口座一回かまして処理するから、仕訳で無駄が多いと感じました。
一度、事業主貸と事業主借を理解しなおして、正しい個人事業主の仕訳と口座登録を考えようとなりました。
事業主貸と事業主借を理解しよう
こういうのは、プロの記事が一番!
サンプル仕訳もあってわかりやすかったです。
外部リンク:事業主貸、事業主借とは?仕訳例と注意点を税理士が解説!
事業主貸:主に事業用資金を生活費として使った場合に使用する勘定科目です。事業主「へ」貸し
事業主借:主にプライベートの生活費を事業用に移した場合に使用する勘定科目です。事業主「から」借り
これをうまく理解して仕訳を作ればいいわけです。
理解した後に仕訳を考え直す
事業主貸、事業主借を理解して口座の同期を事業としている口座のみにしたバターンを脳内で考えました。
New ↓
個人用口座は事業用とは異なるので無視する。
個人用から支払った経費は事業主借として支払ったことにする。
そうすれば、余計な仕訳を考えなくていいし、事業用口座と事業用現金だけがいくらあるかがわかるようになる。
仕訳も複雑化しないし、辻褄合わせに奔走しなくてもよくなる。
すばらしい!
そして、すごく楽できます。
結論
今回楽しようとして色々遠回りしましたが、おかげで理解できました。
結論としては
同期するのは事業用だけ!
事業主貸、事業主借 を理解する!
ということになります。
無事意味の分からない仕訳を毎年考えなくても済むようになりました。
人の話を聞き、動画を見て、色々なサイトをめぐり、しかるべき所に相談した人などのブログなどを読みましたが、これで問題なさそうです。
同期をやめたことにやり、僅かですが自分で作成する必要のある仕訳が増えました。
そこで、個人口座から支払いの行われる経費となりえるものをどう楽に処理するかFreeeの機能を使ってどう扱うかをまとめましたので次に記載します。
おまけ サンプル仕訳のBeforeAfter
仕訳Before
事業用も個人用も混在して残高がすべてになる
仕訳After
必要な事業用だけを登録し、残高も事業用だけを確認できる。
以上。
読んで頂き、ありがとうございます。
この記事が誰かにとって、一つの参考となれば幸いです。
新たな知識や技術を習得し続けていきたいです。
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