新人教育 はじめての教育担当 報連相で困ったら、ルールを設ける

社会人なって組織で仕事をすることになると、報連相が必要になってきます。

情報連携をうまく行うことで、生産性は格段にあがります。

しかし、報連相どうしたらいいのかわからないという相談もよく受けました。

 

報連相受ける側も報連相する側も、困っていることもしばしばあります。

では、どうするか・・・

次の2つを実施してみましょう。

問題が発生することを認識しよう
ルールを決めて組織で教育しよう

 

まずは問題を認識して、ルールを設けていきましょう。

 

問題が発生することを認識しよう

新人研修で、OJT(現場研修)になると報連相受けるほうも経験が浅かったりで余裕がなかったり、リーダーだと忙しすぎて報連相を受けてる余裕がなかったりします。

 

報連相してと言われたので意気揚々としにいくと、

・報連相しにいったら取り込んでて後回しにされた

・なんか無下に扱われた。

・あんまりちゃんと聞いてくれなかった

という、だれも得しないことが起きます。

 

報連相の内容については、どんなことでも全部を話した方が、後々、お互い困ることが少なくて済むのですが、なかなかうまくいかないのも分かります。

 

ただ、ずっと困っててもダメなので、何か改善策を考え対策してみましょう!

そこで大事なのは誰か一人で抱えるのではなく、ルールを決めて組織で教育するということです。

 

ルールを決めて組織で教育しよう

新人や若手は、一人で育てるのではなく組織で育てるべきです。

そして、最初は色々な意見を聞いて、自分にあった手法や考えを取り込んでいったほうがよいと考えます。

 

実際に私がPLの時に上記の思想を実現するために実施した方法について記載します。

 

まずは、上記の思想をメンバー全員につたえました。

次に以下のルールを決めそれで問題ないかを意見交換し、それから新人に伝えました。

 

1.報連相を実施する方法をメールにする。

2.同じチームのメンバーを全員巻き込み、メールの宛先に入れる。

3.メンバーがいなければ他PJのメンバーを巻き込み入れる。

4.報連相する時間を決める。1時間毎とか。

5.本当に困ったことがあおきたら、OJT担当とか無視して答えてくれるメンバーにすぐに行く。

6.他のメンバーと会話したことや分かったことも議事録として共有する。

7.相談する方は相手が誰でも、言われたことをすべて鵜呑みにしないこと。 

 

以上です。

 

予め関係者に内容を伝えていたため、別PJの先輩社員も積極的に心配するようになり、会話などのコミュニケーションも増えチームに溶け込むのは早くなりました。

 

これを実施することで相談される方は、心的な負担も減りました。

相談する方も報連相を通じて色々なことを学ぶことになったと言っていました。

まとめ

その現場によって、人が違うと考え方ややり方が違うため、すべてのパターンでうまくいくとは到底思えません。

 

どうにもならないのであれば、新人、若手関係なくチームをしっかりさせるために、簡単なところからルールを提案してみるのはいかがでしょう。

正直、教育やチーム運営は非常に難しいですね。

 

今回の記事が少しでも悩んでいる方の参考になってもらえると嬉しいです。

 

 

 

 

 


読んで頂き、ありがとうございます。
この記事が誰かにとって、一つの参考となれば幸いです。
私自身、これからも好奇心・感謝・努力を忘れずに精進していきます。

 

 

 

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