コミュニケーションを円滑にして物事を進める『共感』の重要性

仕事をするをはじめ、他人と何かを行うこと、全てでコミュニケーションは必須になってきます。

様々な考えがある中でどのように上手にコミュニケーションを図り、システム開発・チーム運営・交渉・営業など多くの仕事を如何に円滑に進めるかについて考えてきました。

その中で大事だと思うことは『共感』です。

 

この共感がないと、コミュニケーションは円滑に進まないと考えています。
否定が多い人と会話したいと思う人はいないはずです。
共感をうまく使うことで円滑にコミュニケーションを図ることができます。

 

ただ安易な「わかる~~~」などの同意ではなく、共感について考え、何をされた場合に共感されていないと感じるかから逆算した結果から、私が相手に共感してもらっているかなと思われるように気を付けていることは次の3つになります。

・声のトーンとテンションを合わせる
・否定のbutから始めない
・話を最後まで聞き、程よい相槌

この3つについて詳しく記載します。

共感とは何か

共感とは何かネット上で調べたところこのように書いていました。

 

外部リンク:コトバンク 共感
『最新心理学辞典』

共感とは,他人の気持ちや感じ方に自分を同調させる資質や力を意味する。すなわち,他人の感情や経験を,あたかも自分自身のこととして考え感じ理解し,それと同調したり共有したりするということである。その結果,ヒトは他人のことをより深く理解することができる。
(以下略)

 

同じ仕事や部活など同じ経験をしていると会ってすぐでも親近感がわき、共感する話題もあるため関係が構築しやすいです。

 

しかし、仕事で接する人にはそのような事がない場合があります。

無理に相手に合わせる共感ではなく、意図的な会話により共感されているかのように感じてもらえれば話は円滑に進むことが多いです。

 

声のトーンとテンションを合わせる

話していて心地いいと思うのは、声のトーンやテンションが同じ場合です。

トーンやテンションが全く合っていないとストレスに感じることもあります。

 

まったく同じにはできないですが、話すスピードを合わせたり、テンションを合わせることはできると思います。
これだけで心地よさが変わってきます。

 

文の終わりや口癖を合わせるのも効果的です。

 

相手と仲良くなりたいと思っていると無意識で相手と同じペースで話すようになったりする方もいます。
ゆっくり話す人気者の周りの人が、自然と皆ゆっくり話すようになったりするような感じです。
関係を深めたいとどちらかが思っていれば、話し方は似てくるのもそのせいだと思います。

 

同じトーンやテンションで話していたのに、急に変えられると空気が変わると思うので試してみると重要性がわかるかもしれません。

否定のbutから始めない

否定の言葉はいくつかありますが、それらを使うのが癖になっている人やプライドが高くてその言葉を多用する人がいます。
いいことだとはとても思えません。

 

否定の「でも」、「だって」、「いや」などの単語は濁音が入っていたり、文字が一旦そこで区切られるため非常に気になります。
自分を否定されたと強く印象付けられます。

 

大体の会話でおかしいと思っていても、話をするなかで「でも」、「だって」、「いや」というのは使わなくても会話が成り立ちます。

 

何か話をされていて、おかしいと思ったとします。
そこで、自分が言いたい言葉の前から否定の言葉をなくしたところで会話は違和感なく進みます。

実際、会議などで幾度となくやってきましたが、話の流れも全く問題ありませんでした。

否定の単語を使わないでも自分の意見として話が通るのであれば、誰かが「ん?」と思うこともなくなりますし、使わない方が圧倒的によいです。

 

日本語は言い回しが多いので、否定の言葉を使わなくても同じ意味で会話ができます。

数文字の否定の単語がないだけで、共感は保たれます。

 

話を最後まで聞き、程よい相槌

話を途中で遮られると、よくない印象が与えられます。
なので、相手の話しは最後まで聞き、次は私の話す番という関係を作っていくと円滑に会話が進みます。

 

明らかに論点がずれてたり、混乱して話が脱線し始めたら途中で補正する必要はありますが、最後まで聞いてあげるだけでよい印象になります。

あとは程よい相槌をすればよいです。
私の場合は、ここぞという時だけ相槌うって全部に対しては相槌うたないようにしています。

 

全部に対して「うん」、「うん」という人がいましたが、内心この人もう聞いてないでしょ 笑
と思いました。

ここぞという時だけ相槌をうつようにした方がよいですね。

 

あと、「なるほど」というのは興味がないときに発する言葉らしいので、あんまり多様しない方がよいようです。

実際、どんな時に言ってたか思い返すと興味が薄れている時に使うことが多かったです。

 

なので私は、相手の話しが長すぎるときなどにわざと言ったりはします。

相手が意味を知っていれば話をまとめようとしてくれます。

裏技です。

まとめ

コミュニケーション能力を向上させるには、いろんな人と会話するのが一番の近道です。

立場や仕事柄、様々な人と会話している方は、とてもうまく感じます。

私もまだまだ改善の余地があり、日々気を付け改善をしています。

 

共感を得られていると相手に感じさせコミュニケーションを円滑にし、仕事をうまく進めていけるようこれからも工夫を行います。

コミュニケーションがうまくいっていないと感じている方や、もっとうまくやりたいと感じている方がいたら共感を得られるよう試してみても損はないかと思います。

 

強く意識して会話を行うことで、すぐに良くなると思います。

 

 

 

 


読んで頂き、ありがとうございます。
この記事が誰かにとって、一つの参考となれば幸いです。
私自身、これからも好奇心・感謝・努力を忘れずに精進していきます。

 

 

 

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