プログラミング を行う前にやっておくとスムーズに開発ができる方法を記載します。最初は慣れないとどうしてもロジックを考えるのに時間がかかります。その時間をいかに早く短縮できるかで、楽しさも変わってくるはずです。
ではその短縮するためにはどのような方法がよいでしょうか?それに対する私の答えは日本語で文章を書くという事です。
急に開発をはじめるのではなく、一度日本語でまとめてから開始するだけで、理解がぐっと深まり開発は進めやすくなると思います。
やりたいことを理解するため、日本語で文章をまとめてみよう
新人教育時に行ったアドバイスであり、
10年以上プログラミングをしている私も実際にやる手順の紹介となります。
1.こんな手順でやってみて
プログラミングが慣れていなかったり、ミスが多い方は、急に開発に取りかかることがを多いです。
時間を短縮するため、ミスを減らしやり直しをなくすためにも次のような手順をおすすめしています。
① 作りたい機能の内容を箇条書きでつらつら書く
② 日本語の文章でやりたいことをまとめる
③ フローチャートなど処理を可視化できる方法でまとめる
④ 実際に開発
これをやるだけで、開発は簡単になります。
いくら慣れていて、すぐに作れる自信があっても、最初は情報をまとめてから開発に入った方がよいです。
理由としては、理解不足やミスによる間違いによりバグ出たり、機能が足りていない場合に信頼も失うし、何より自分を含め関係者が嫌な気分になってしまうためです。
では、例をもとに解説していきます。
2.手順の解説
例題として以下を取り組んでみましょう。
例題
1~指定する値xまでの合計を求める。
① 作りたい機能の内容を箇条書きでつらつら書く
→指定の値を入れる
→合計を出す
→値の判定で処理するか
→指定の値までループ
→最後に出力
⇒大まかにやりたいことを理解する。
② 日本語の文章でやりたいことをまとめてみる
→合計用の変数に0を入れて用意
指定の値が入ったら、
指定の値を判定する。
1以下であればそこで処理を終わり、0を出力する。
1より大きければループして、用意してあった変数に値を合計していって。
最後に合計値を出力する。
文章で記載することにより、
足りないものや必要なものの詳細を理解することができる。
足りなければ①に追加。
③ フローチャートなど処理を可視化できる方法でまとめる
※外部リンク:フローチャート色々
フロチャートを書くことによって、データの流れやプログラムの処理順に間違いがないか気づくことができる。
不備不足があったら②をもう一度考える。
④ 開発
→実際にプログラミング
慣れていない人は、練習であれば
最初からかっこよく書こうとせず1クラス1メソッドでとりあえず書いてみよう。
ここまでくるとフローチャートから、For や IF がどこで必要なのかわかっているので、日本語からプログラム言語への翻訳(置き換え) を行えばよいだけです。
プログラム言語も通常の言葉の言語同様に、一度理解してからじゃないと表現できません。
箇条書きで、やることを洗い出して文章にして矛盾や流れを理解し、フローチャートでプログラムに翻訳しやすい形に書き換える。
これが一番の近道だと思います。
3.まとめ
慣れるまではすらすらと、かっこよい処理分けをして書けないかもしれませんが、諦めずやり続ければいつか書けるようになります。
文章で書いたり、フローチャートをやることによって、頭を整理できればあとはプログラミング言語に翻訳するだけです。
物凄く簡単になりますし、処理の重複や矛盾を開発前に気付くことができ、最小公約数でプログラミングを行えるようになってくると思います。
めんどくさいかもしれませんが、最初に重点を置くことで、完成までの時間が大幅に減り楽しいプログラミングライフをおくれます!
プログラム の学習で躓いていたり、仕事でミスが多く悩んでいたらやってみてください。
効果はあると思います。
プロではない限り一番得意な言語は、日本語のはずです。
私もまだ日本語が一番得意です!
お勧めの習得方法こちらにも記載:
読んで頂き、ありがとうございます。
この記事が誰かにとって、一つの参考となれば幸いです。
私自身、これからも好奇心・感謝・努力を忘れずに精進していきます。
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