新たにIT業界でシステム開発を行いたいけど、プログラムやったことないから不安と思っている人も多いと思います。
でも、やってみると思っているよりは簡単かもしれません。
そして、個人的には独学をお勧めします。
私が思うに大事なのは、慣れだと思っています。
プログラム言語自体は、言葉の言語同様使えば使っただけ覚えていくんです。
いくら高い金を払って、研修で人に教えてもらっても、いくらたくさん本を読んでも自分で書いたり調べないと全く身に付きません。
どうしても理解できない部分だけ教え方の上手い人に聞くのがよいと思います。
じゃあ何を題材に書けばいいのか
私の場合は、家のPCの開発環境をいれ、『数学者オイラー』さんの問題をひたすらプログラミングし続けました。
現場に出てからも家で自己学習でプログラミングしてました。
ちなみにこのような問題
Problem 7 「10001番目の素数」 †素数を小さい方から6つ並べると 2, 3, 5, 7, 11, 13 であり, 6番目の素数は 13 である.10 001 番目の素数を求めよ.
問題集はここにあります。↓
外部リンク: http://odz.sakura.ne.jp/projecteuler/
頭を使う練習にもなりますし、システムを実際に作ってみるよりも、プログラミングスキルやプログラミング言語知識を学ぶだけであれば、難易度もそれなりにちょうど良いかと思います。
そのほかには、
外部リンク:Paiza
や
外部リンク:AtCoder
も練習には丁度よさそうです。
教育時おすすめとして教えるやり方
題材の次は、どのような思考でやるとよいかについてです。
教育の際には、次のようにアドバイスしていました。
※自分の思考にあった順番をみつけるのも大事です。
①.クラス数、メソッド数関係なくとにかく動くものを作る。
②.メソッドや変数を処理単位で分けてみる。
③.メソッド名や変数名をきちんとキャメル型の英語でつけてみる。
④.ほかの人が読んでも理解できるようコメントを書いたり見やすくしてみる。
⑤.少しでも早く動くように性能を改善してみる。
⑥.誰かとお互いのソースをレビューし合ってみる。
挫折する人は、最初から完璧を目指している気がします。
完璧を目指すのは本番(お金が発生するプログラム)でよくてまずは練習した方が楽できます。
部活などやったことがある人はわかると思いますが、
いきなり試合しても負けます。試合の前にひたすら練習したはずなのです。
体に覚えこませる膨大な時間は不要です。
頭に覚えこませればいいだけなので、運動よりも時間もかかりません。
脳みそを使って、お金を稼ぐ仕事ですので脳みそを訓練しましょう。
まとめ
今回の記事で触れたのは、純粋なプログラミング言語だけです。
実際のシステムは、フレームワークをはじめSQLなども覚えないといけないため、勉強は必要です。
ただし、スクラッチ開発(0から作る)でもない限り、サンプルとなるソースはあると思いますし、上司や先輩もいると思いますから言語さえわかればなんとかなる場合も多いです。
いきなり全部をやろうとせず、やれるところから一つずつ習得していけば、案外なんとかなるものです。
大事なのは、新たな知識でもどうやれば習得できるかの方法を確立し、努力し続けるのが一番の近道だと思っています。
会社で新人教育の担当になったけど、やり方がわからない。
自分でどうやって勉強したらいいかわからない。
という方々に少しでも参考になるとうれしいです。
読んで頂き、ありがとうございます。
この記事が誰かにとって、一つの参考となれば幸いです。
私自身、これからも好奇心・感謝・努力を忘れずに精進していきます。
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