チームビルディング スキルアンマッチをチーム力で成果を出すための戦略

SES案件で、私が1人で参画しそこから10人までPJが大きくした際に、場所とスキルの問題でパートナーとして募集した方はスキルマッチしている人はおらず、一人で進めれる優秀な方も集まらない時がありました。

そこで成果を出し続けるために実施した事を記載します。

一人の力ではなくチームとしてしっかりと力をつけていき皆が早く帰り、心身ともに健康に業務を遂行していくことを優先しました。

 

前の記事にも記載しましたが、最初はしっかりと一人一人と会話しそこから戦略を立てました。

 

前の記事

 

次にスキルアンマッチを乗り切るために、知識の底上げをするためにチームメンバーにお願いした事項は、次の2つとなります。

・何かトラブルが起きたら、些細なことでも勘違いでも問題ないのですぐにメール
・何かわかったらどんな形式でもいいので資料化し展開

こんなことでいいのか?

と思うかもしれませんが、数名集まって別々に気づきを集めるとものすごい効果が発揮できます!

1.スキルアンマッチ集団で成果を出そう

前述した通り、場所が遠く必要なスキルに完璧にマッチした人がほとんどいない状態で始まりました。

その言語を数か月しかやったことなく自信のないメンバーやその言語をやったことのないメンバーばかりでした。

 

ましてやフレームワークなんて、私自身も初見でなかなか厳しい状態でした。

メンバーも不安に思っているのはわかったので、先にあげた2つの対策を徹底してチームで解決を図っていきましょう。

と告げました。

・何かトラブルが起きたら、些細なことでも勘違いでも問題ないのですぐにメール
・何かわかったらどんな形式でもいいので資料化し展開

 

メールに関しては、宛先はメンバー全員を入れたメールを作成、何か起きたら前回のメールにどんな内容でも返信し積み上げていくことにしました。

最初に次の悩みを排除します。

・タイトルどうしよう

・宛先どうしよう

 

問題は解決できる人が率先して動く、社員メンバーはメールを無視しない。

という前提を設け、動き始めました。

 

「絶対に半年後には安定するから、最初は絶対にルール守りましょう」

と言い続けました。最初が肝心です。

 

何もしないで全員が疲弊するのを見ていても誰一人得がない!

なんでもいいので手を打たないと始まりません!

 

 

 

2.何かトラブルが起きたら、些細なことでも勘違いでも問題ないのですぐにメール

開発環境関係が安定しておらず、しばしばエラーになったり急に動かなくなったりもありましたが、どんな内容でも勘違いでもメールで連携をするようにしたことは、いい結果につながりました。

 

情報共有の目的は以下を考えていました。

・一人で抱え込まないように

・一人で悩み続けないように

・一回でも見たことのある人がすぐに解決にうごけるように

・お客さんの有識者とすぐに会話できるように

 

ただただ疲弊する一人で悩むなどを徹底的になくすのは、余計な時間も取られずにいいですし、なにより精神の疲弊が少ないためです。

また、話すのが苦手なメンバーがトラブルに見舞われても、どんな内容でも勘違いでもいいからというと皆さんが連絡してくれるようになりました。

 

当たり前ですが、間違いでも責めないことです。

お客さんと調整が必要なら話すのが得意なメンバーか私がすぐに聞きに行けば、時間も取られずすぐ解決できます。大体のことは。

 

数か月も続けると、大体がどんなトラブルが起きるなどを把握でき、最新取り込むと今落ちるとか犠牲者が減るなど様々な利点が生じました。 

3.何かわかったらどんな形式でもいいので資料化し展開

トラブルは解決できるだけではなく、知識や技術の共有も行わなくてはなりません。

形式なんて何でもいいから資料化をお願いしました。

 

すでにあるかなんか気にしなくてもいいし、ソースをスクリーンショットに吹き出しで書くだけの簡素なのでいいので、わかったらどんな内容でも共有してもらうようにしました。

 

エクセルのタイトルに、どういう系統の資料かの記載だけはルールで儲けました。

最初のカッコ[xxx]内だけ。


[開発手順]model への連携方法
[開発環境]xxxの設定方法

 

そして作ったら、どんな出来でも気にしなくていいので決められたフォルダに格納し、あらかじめ決めたメールにどんどん返信する形で展開し続けました。

人数が多いとすごいもので、数か月でものすごい量の資料を作れました。

 

大体、そこを調べれば何かヒントか答えがあります。

詳細が知りたければその人に聞きに行けばいいだけです。

 

また、お客さんや他社へのヘルプにも使えました。

これは見える成果物として素晴らしい結果となりました。

私自身も開発してたので、わからないことがわかりだいぶ助かりました。

 

4.結論

この2つから生じる成果もあり、大体定時で皆帰れていました。

作業割り振りや作業調整は、だいぶやりましたが当たり前のリーダー業務レベルです。

 

どんな状況でもチームで協力する体制を築き、目的に向かって進めば何もしないよりは皆平和に過ごせますし、少なからず成果は出せると思います。

 

私がチームを率いていた時は、パートナーからとお客さんからのクレームはありませんでした。

それもチームで解決するために動いた成果だと思っています。

 

何もせずに、メンバー全員で疲弊するくらいなら、何か対策を立て目的と未来でどのような結果になるかを説明・共有し実施してみましょう!

きっと何かプラスにつながります。

 

 

 

 


読んで頂き、ありがとうございます。
この記事が誰かにとって、一つの参考となれば幸いです。
私自身、これからも好奇心・感謝・努力を忘れずに精進していきます。

 

 

 

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