Adsense で『adsbygoogle.push() error:』から始まるエラーが出た際の原因と対処法

Adsense コードを設定した際に Adsense が表示されず、『adsbygoogle.push() error:』から始まるエラーが出た際の原因と対処法を記載します。

Adsense でコードを設定しても表示されない時に次のような確認をします。

まずは、Adsense の正しいコードとなっているか確認し、次にF12を押してエラーが出ていないかの確認をします。

 

F12を押すとDevTools の画面が開きます。

以下は Chrome での画面です。ほかのブラウザでも似たような開発者向けの画面がでます。

画面の赤枠部分で adsense のエラーが出ていた場合の対処となります。

 

この記事では、次の2つのエラーについて記載します。

 

{message: “adsbygoogle.push() error: Fluid responsive ads must be at least 250px wide: availableWidth=0”, name: “TagError”, pbr: true, stack: “TagError: adsbygoogle.push() error: Fluid responsi…esyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js:73:357)”}

 

{message: “adsbygoogle.push() error: No slot size for availableWidth=0”, name: “TagError”, pbr: true, stack: “TagError: adsbygoogle.push() error: No slot size f…esyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js:73:357)”}

 

 

adsbygoogle.push() error: Fluid responsive ads must be at least 250px wide: availableWidth=0″, name: “TagError”・・・

このエラーは、Adsense コードを表示しようとしている部分の幅が足りていないというエラーになります。

 

以下のように、Adsense コードを囲む親となるタグの width が、足りないときに出ます。

<div class="adsense">
  <script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
  <ins class="adsbygoogle"
    style="display:block"
    data-ad-format="fluid"
    data-ad-layout-key="-xxxxxxxxxxxx"
    data-ad-client="ca-pub-9999999999999999"
    data-ad-slot="999999999"></ins>
  <script>
  (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
  </script>
</div>

対処法としては、すごく単純で Adsense コードを設置した親となるタグの width を指定すればよいだけです。

/* 例 */
.adsense {
  width: 300px;
}

親だけで直らなければさらに上階層の width に問題があると思います。

F12 の DevTools で確認しましょう。

どこかで、width がない要素があると思います。

adsbygoogle.push() error: No slot size for availableWidth=0″, name: “TagError”・・・

このエラーは、Adsense コードを展開しようとした際に親となるタグのサイズを取得できない時に出るエラーです。

 

考えられることとして例を挙げます。

サイドバーに Adsense を表示するように設定していると仮定して、ある画面では、サイドバー自体を表示していない。

そんな時に、サイドバーを表示しない画面で発生する可能性があります。

 

サイドバーの中では、Adsense を表示しようとしていても、サイドバー自体が非表示だとサイドバーの width がないため、表示するための width 取得できないという事です。

 

この場合は、Adsense を親となるサイドバーを表示しない画面では、Adsense を出ないようにするということが必要です。

WordPress を使用していれば、テーマによって異なるとは思いますが、そのような制御は比較的容易にできると思います。

各テーマでウィジェットの制御などを確認しましょう。

 

以下は、Cocoonでの制御方法です。

まとめ

Adsense のエラーについて、簡単ではありますが、原因と対処方法を記載しました。

 

2つ目は、ほっておいても特に影響はないと思いますが、サイトの健全を保つためにもなるべくコンソールエラーは減らした方がいいと考えます。

できるだけ、余計なエラーがないように心がけましょう。

 

 


読んで頂き、ありがとうございます。
この記事が誰かにとって、一つの参考となれば幸いです。

新たな知識や技術を習得し続けていきたいです。

 

 

 

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